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「“酒はなにも発明しない。ただ秘密をしゃべるだけである”一一シラー。私がコレで酔っぱらわせて、彼の好みのタイプを聞いてきてあげるよ」
「“快い眠りこそは、自然が人間に与えてくれた優しく懐かしい看護婦である”一一シェイクスピア。頼む、俺の天使さま……あと十分寝かせてくれ」
「“最も驚くべき記憶力は、恋する女性の記憶力である”一一モーロア。付き合って一年たつのに、よく最初のデートで食べた物なんか覚えてるね?」
「“神は、我々を『人間』にするために、なんらかの欠点を与える”一一シェイクスピア。インドア派のインテリって、大抵みんな運動ダメなんだよな」
「“生きるとは呼吸することではない。行動することだ”一一ルソー。傷付くのを恐れ動かないままでいるよりは、動いて、傷付いて、成長する方がいい」
「“愛する事を教えてくれたあなた。今度は忘れる事を教えて下さい”一一マードリック。私はいつまで、この苦しみを負い続けなければならないのだろう……」
「“人間が本当に悪くなると、人を傷つけて喜ぶこと以外に興味を持たなくなる”一一ゲーテ。おもしろがって便乗してるだけだ、あんなヤツら放っておけ。そのうち静かになる」
「“彼女は彼のことを愛そうと思えば愛せたのに、彼のことをよく知っていたのでどうしても愛せなかった”一一ブルックナー。幼馴染みとかクサレ縁だと、恋愛に発展させんのはなかなか難しいな」
「“深く愛していたものを憎むことはなかなかできない。火は消し方が悪いと、まもなく、また燃え上がる”一一コルネイユ。彼が昔なにをしていたかを知った所で、いまさら離れるなんてできっこない」
「“我に自由を与えよ。そうでなければ死を与えよ”一一ヘンリー。フン、いさぎよい事だ。だが残念ながら、今の君にはそのどちらも与えることはできん。もうしばらく、この牢獄で大人しくして頂こう」
「“人生には二つの悲劇がある。一つは心の願いが達せられないこと。もう一つはそれが達せられること”一一ショー。アイツを恋人にするまではおもしろかったんだけどさ、それが済んだからもう飽きたんだよな」
「“女は異国の土地である。どんなに若いころ移住したとしても、男はついにその習慣、その政治、その言語を理解しないだろう”一一パットモア。女心だけはいつになってもわかんねぇ。ま、だからこそおもしれぇんだが」
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