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「いまココで諦めたら、人生で最後の夜になる」

「大丈夫だ、すぐに戻る。お前はココで待ってろ」

「あきらめろ! アイツはもう『人間』じゃない!」

「何でとめたはずのシャワーから、水が出てるんだ!」

「窓ガラスが割れている……このうるさい音は風のせいか」

「マンホールの中から変な音がする……中へ入ってみようか?」

「ではいまから、そのウイルスに感染した男の話を聞かせよう」

「すまない……俺以外に人がいるなんて思わなかったから、つい……」

「古い書類が落ちている……むかしココに住んでいた人の物だろうか」

「あと十分か……くそっ! はやく脱出しないと、毒ガスにやられる!」

「おい、そこにいるのか!? 早く出ろ! その部屋は『吊り天井』だぞ!」

「ドアが開かないみたいだ。壊そうか? 爆弾か何か、あればいいんだけど……」

「アイツなら、まだ帰ってきてねぇよ……出ていってから、もう三十分はたったな……」

「ストーブがある。火はついてないが、さわると温かい……さっきまで誰かいたみたいだね」

「墓石の向こうで影が動いている……アレが生きている『人』かどうか、確かめてみるかい?」

「その水道、使えないぜ。蛇口をひねると赤い水が出る。違う違う、血じゃない。ただの赤サビだよ」

「立派な洋館だが、そうとう古い建物らしい。ドアは建て付けが悪く、開けるのも閉めるのも一苦労だ」

「うわぁん、怖いよ、ママン。人間が拳銃もって、俺たちゾンビをココから追い出そうとしてるんだよ」

「コレ、ただのカガミじゃねぇな。マジックミラーだ。ほら、こっからだと普通だけど、裏からだと部屋ん中が丸見えだ」

「日誌が置いてある。どれどれ……『今日、ィヶ乂冫`ノ〃冫ヒ〃σカロ藤<ωレニ、〒〃→├σぉ誘レヽм○らッちゃッナニ☆τ〃м○高遠<ωヵゝらм○了┐o□→千±яёちゃッτゑωナニ〃∋Йёぇ★ぁぁω、ヒoッ≠→м○〒м○〒★走召・困 ッちゃぁぅ♪』……日誌を静かに戻した」


(訳:「今日、イケメンゾンビの加藤くんに、デートのお誘いもらっちゃった☆
でも高遠くんからもアプローチされちゃってるんだよねぇ。
ああん、ピッキーモテモテ。超・困っちゃぁう♪」)



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